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カンジダの症状を改善する薬はラミシールクリーム

2019年11月06日
心配している男性

ヘルペス以外に気をつけたいものに、カンジダがあります。カンジダは真菌というカビの一種です。女性の1割から3割の人の膣内に、カンジダ菌は常在しているといわれています。健康な時は異常は起こらないのですが、風邪を引いたり睡眠不足になったりといった体調不良時に、この菌が原因で膣付近に強いかゆみが引き起こされる場合があります。これをカンジダ膣炎や膣外陰炎といいます。抗生物質を服用した後や妊娠、糖尿病、化学療法、放射線療法時、また通気性の悪い下着を着用することが発症や再発の原因になりやすいです。女性のデリケートゾーンで起こるかゆみの、最も頻度が高い原因です。

カンジダの症状を改善するには、ラミシールクリームを用います。主成分はテルビナフィン塩酸塩です。真菌の細胞膜成分の生合成に必要な酵素を妨害することにより、真菌の増殖を抑え、殺真菌作用があるのがこの薬の特徴です。真菌が原因である水虫の薬としても使われます。服用方法は、1日1回患部に塗ります。使い忘れた際には気が付いた時に塗るようにしますが、1度に2回分の量を塗らないように注意します。

市販薬にもテルビナフィンが配合されたラミシールクリームがありますが、水虫やいんきんたむしと呼ばれる、男性用の症状改善をあげたものが出回っている印象です。女性のカンジダ向けのものを通販で購入しようとすると、錠剤か、クリームなら個人輸入になります。自己責任が取れるのなら手軽でよいですが、デリケートな部分の悩みなので、婦人科に相談するのもいい手です。デリケートゾーンの異常を引き起こす原因はいくつかあります。自分の症状が何によるものかを正しく知って、薬の服用方法や効果効能をしっかり説明してもらって治療した方が安心できます。ただ再発する場合が多いので、病院に行く手間が惜しい場合は、個人輸入での通販という手段もあります。

ラミシールクリームには副作用もあります。局所の接触皮膚炎・皮膚のかぶれ、かゆみ、発赤、紅斑、刺激感、皮膚がフケ状に剥がれる、皮膚がはがれ落ちる、皮膚に亀裂ができる、などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師か薬剤師に副作用ではないか相談するようにしましょう。以前薬でアレルギーを起こしたことがある人、妊娠授乳中の人、他に薬を使っている人は担当の医師や薬剤師に必ず相談してください。通常は1週間程度で症状は治まりますが、真菌を抑えるために治療は2~3か月続くことがあります。

日ごろからのお手入れが改善の効果を上げ次の予防につながります。通気性の良い下着を選ぶ、おりものシートや月経中のナプキン、尿漏れ用パットはこまめに取り換えることで、菌の繁殖を防ぐことができます。入浴時にデリケートゾーン専用の洗剤を使用するとよいです。弱酸性で低刺激の物があります。洗剤を直接デリケートゾーンに付けず、しっかり泡立てて、手で丁寧に洗うようにします。