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クラミジアは性感染症の中で最も多い病気

2020年01月09日

クラミジアとはクラミジア菌による性感染症です。自覚症状のないことが多いのが特徴で、症状がある場合、女性では軽い生理痛のような痛みや不正出血がある、おりものが少し増えるまたは黄色いおりものが出るといったことがあります。放置すると子宮頸管炎や子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎などに進行することがあり、不妊や流産、早産などの原因になります。

男性が感染しても症状は軽く、尿道がむずがゆくなったり、排尿時に軽い痛み、あるいは睾丸の痛みなどが現れることもあります。男性の場合も放置してしまうと、尿道炎から精巣上体炎が起こったり、陰嚢の腫れなどで男性不妊の原因になります。パートナーがいる人は自覚症状がなくても、年に1回の検査が勧められています。

クラミジアの感染菌がある場所に触れることで起きます。オーラルセックスでクラミジアに感染すれば、咽頭炎などを起こして風邪のような症状を引き起こします。目に感染すると結膜炎を起こすこともあります。妊娠中の女性は母子感染にも注意が必要です。乳児の呼吸器に感染してクラミジア肺炎を起こす危険があります。感染者はエイズへの感染率が通常の3倍から4倍になるというデータもあるので、検査を行う際には合わせてエイズ検査も行うことをお勧めします。コンドームを使用した、性器粘膜への接触がない行為や、間接的な感染はほぼありません。自覚症状がないゆえに、性行為で菌が拡散しがちです。男性は尿、女性は膣分泌液を検査をすれば、クラミジア抗原があるかないかで判別がつきます。採血による血中クラミジア抗体の検出を行う方法もあります。

クラミジアの治療は女性でも男性でも、細菌を殺すための抗生物質の内服になります。ジスロマックやクラビットという名前の薬があります。マクロライド系のジスロマックの有効成分アジスロマイシンは飲んで1週間は効果が持続するもので、飲み忘れの心配が少なく服用方法が簡単なのが特徴です。副作用はあまりないといわれていますが、胃腸障害や肝臓への害があることがあります。ニューキノロン系のクラビットの有効成分はレボフロキサシンで、副作用で消化器症状、けいれん、皮疹、めまいといった症状が現れることがあります。特に小児や妊婦への投与は禁忌とされています。

また細菌は耐性菌である場合があります。耐性菌とは薬の作用に耐性を持ってしまい、薬の効果を無効化してしまう菌のことです。この場合まだ耐性を持っていない薬を使用する必要があります。

通販ではジスロマックを始め、いくつかのクラミジアの薬をネットなどで個人輸入代行業者から買うことはできます。この場合処方箋は不要ですが、トラブルが起こった際などは自己責任になる可能性があります。通販サイトでは薬の効用や注意点、副作用を詳しく書いてあることが多いので、薬の効果を確認してから病院で服用方法をしっかり確認して、治療を受けるのもよいかもしれません。パートナーがいる人は、自分だけの治療ではなく一緒に治療することを考えましょう。